切りっぱなしの布を刺していると、端からほつれてきます。
そのため、布端をかがったり、布用の接着剤を使ったりすることで、ほつれを防止します。
でも、かがるのが面倒くさい、布用の接着剤を使ったら若干とはいえ変色するのが嫌など、思ったことはありませんか?
端が見えるのが嫌、もう少し見た目をよくしたいと思ったことはありませんか?
私はこの端処理が面倒くさくて、どうやって手を抜こうか常に考えてました。
そのくせ、出来上がりを奇麗に見せたいとも思っていました。
ミシンが使える方、ミシンを使いたくない方、ちょっと手間がかかっても端を見せたくない方。
こんな端処理はいかがでしょうか。
端処理は確かに面倒です。
でも、ひと手間かけることで、仕上がりが美しくなります。
ぜひチャレンジしてみましょう♪
布の端の処理の方法5選
コースターを例に、布の端の処理をしてみましょう。
ジグザグミシンをかける
家庭用ミシンで処理することができます。
何枚も端処理をする場合、手でかがるよりずっと時間をかけずに端処理できます。
端を折って縫い留める
端処理(かがる、接着剤を使う、ジグザグミシンをかけるなど)をした布の端を1cmほど折り、周囲を縫います。
ミシンで直線縫いをするか、手縫いします。
処理した端を見せたくない時にお勧めです。
布用両面テープを使う
ミシンや針がなくても簡単に洋服のほつれ直しや裾上げなどができる布用の両面テープを使います。
布端を折って留めたり、リボンなどを貼ったりすることでほつれを防止できます。
針や糸を使う処理の仕方と比べ、手軽に端処理できます。
バイアステープを使う
バイアステープで包みます。
バイアステープはたくさんのカラーや柄が入ったものがあります。
バイアステープと布、こぎん糸の組み合わせを楽しむことができます。
裏地をつける
この方法は、こぎん刺しを刺し終わった後に行います。
なので、こぎん刺しをする前に端処理が必要です。
かがる、接着剤を使う、ミシンをかけるなどで、一度端処理をしてください。
手間はかかりますが、仕上がりが奇麗です。
こぎん刺しを刺し終わった後、布同士を中表(表と表を合わせる)に合わせ、返し口を開けて、周りを縫います。
返し口からひっくり返して、形を整えます。
返し口を縫います。
おまけ☆端処理をしないやり方もあります
端処理をしないで、織り糸を引き抜きフリンジにします。
こぎん刺しを刺し終わった後、四辺の織り糸を引き抜きます。
フリンジの長さは四辺揃えましょう。
端をきちんと処理して、作品をグレードアップさせましょう!
こぎん刺しを刺す前に、端処理をきちんとしておくことで、仕立ても楽になります。
端がほつれてしまうと、縫い代が減ってしまって、仕立てる時に困ることになります。
手間ですが、端処理はした方がいいです。
とはいえ、端処理に手がかかって、「こぎん刺しはめんどくさい」と思ってしまうのはもったいないです。
作るものに合わせて、端処理を楽に終わらせましょう。
端の処理がきちんとされていると、作品が奇麗に見えます。
細部までこだわって丁寧に作った作品に見えます。
端処理をして、素敵な作品を作ってください。
では、今回はこのへんで。
また、ぜひ来てくださいね♪